MENU

呉の港で船を眺めるなら — 艦・客船・作業船の見分け方と眺め方

呉の港に立つと、いつも何かしらの船が見える。岸壁に並ぶ灰色の艦、島へ向かう船、荷を積んだ船、港の中を忙しく動く小さな船。港町に暮らす人にとっては見慣れた景色でも、旅で訪れた人には、1隻ずつがめずらしく映る。

ただ、船の種類を知らないと、どれも「大きい船」「小さい船」で終わってしまう。少し見分け方を知っておくだけで、港の眺めはずっと面白くなる。この記事では、船に詳しくない人でもできる、呉の港での船の眺め方を考えてみる。

目次

まずは色で分ける

船を見分ける最初の手がかりは、色だ。

灰色一色の船は、艦だと考えていい。港の岸壁に並んでいることが多く、船体に大きな番号が書かれている。形も、甲板の上に細かな装備が並んでいて、ほかの船とは雰囲気がまるで違う。

白や明るい色の船体に、窓がたくさん並んでいる船は、人を運ぶ船であることが多い。島と本土を結ぶ船や、港を巡る船がこれにあたる。

赤や青、黒など、色の組み合わせがはっきりした船は、荷を運ぶ船や、港で働く船であることが多い。

次に、形を見る

色で大まかに分けたら、次は形を見てみる。

艦は、甲板の上の建物が高く、細長い船体をしている。潜水艦は、水面から出ている部分が少なく、黒く丸みのある背中だけが見える。港の近くで見られることがあり、ほかの船とは形がまったく違うので、すぐにわかる。

人を運ぶ船は、客室が船体の上に広がっていて、窓の並びが目立つ。荷を運ぶ船は、甲板が平らに広く、荷を積むための場所が大きくとられている。

港の中を動き回る小さな船には、大きな船を押したり引いたりする船もある。小さいのに力強く動く様子は、見ていて飽きない。

眺める場所は、岸壁の近くと高台

船を眺める場所は、近くで見るか、遠くから見るかで選ぶといい。

近くで見たいなら、港に面した公園や岸壁の近くがいい。艦の番号や甲板の装備まで、はっきり見える。駅から歩いて行ける場所が多いので、街歩きの途中に立ち寄りやすい。

港全体を見渡したいなら、高台から眺めるといい。港の中をどんな船がどう動いているのかが、上から見るとよくわかる。行き交う船の流れを眺めていると、港が1つの生き物のように感じられてくる。

眺める時間で、見える船が変わる

港の船は、時間によって動きが変わる。

朝は、船が港を出ていく時間帯で、人を運ぶ船も行き来が多い。港に動きがあって、眺めていて楽しい時間だ。昼間は、岸壁に停まっている船をじっくり見るのに向いている。夕方になると、港へ戻ってくる船が増え、明かりのともる船も見えてくる。

同じ場所に少し長く立っているだけで、入れ替わる船をいくつも見られる。急いで回るより、1か所でしばらく眺めるほうが、港の面白さがわかる。

船に乗って、海の上から眺める

岸から眺めるだけでなく、船に乗って海の上から港を見るのもいい。島へ渡る船に乗れば、岸壁に並ぶ艦や、港で働く船を、海の側から眺められる。

陸から見るのとは向きが逆になるので、見慣れた港もまったく違う景色に見える。船が港を出ていくときには、岸の街並みと、その後ろに迫る山がひと目で見渡せる。呉が海と山にはさまれた街だということが、船の上からだとよくわかる。

乗る前には、帰りの便の時刻を確かめておきたい。天候によって運航が変わることもあるので、当日の朝に公式の案内を見ておくと安心だ。

見た船を、あとで調べる楽しみ

港で気になる船を見つけたら、船体に書かれた番号や名前をメモしておくといい。あとで調べると、その船がどんな役目を持っているのかがわかることがある。

見たときにはただの大きな船だったものが、調べたあとには、少し身近な存在になる。旅から帰ってからも楽しめるのが、船を眺める旅のよさだ。

船を見るときの心得

船を眺めるときには、いくつか気をつけたいことがある。

岸壁の立ち入りが禁じられている場所には入らない。港は働く人の場所でもあるので、作業の邪魔にならないよう、決められた場所から眺める。写真を撮るときも、撮影が禁じられている場所や、人の顔が写り込む撮り方は避けたい。

また、海辺は風が強い日がある。長く眺めるつもりなら、上着を1枚持っていくといい。

子どもと一緒に眺めるなら

子どもと一緒なら、船の種類を当てる遊びにすると盛り上がる。「灰色の船は何隻あるかな」「窓がたくさんある船はどこへ行くのかな」と話しながら眺めていると、子どもは驚くほど長く港を見ていられる。

ただし、岸壁の近くでは、子どもから目を離さないこと。柵のない場所には近づかないようにしたい。

まとめ

呉の港の船は、色で分け、形を見るだけで、ずっと見分けやすくなる。近くで見たいなら港に面した公園へ、全体を見たいなら高台へ。時間を変えれば、見える船も変わる。港は働く人の場所でもあることを忘れずに、決められた場所から、ゆっくり船を眺めてほしい。

(この記事は公開されている情報をもとに構成した。港の施設や公園の利用時間、立ち入りできる範囲は変わることがあるため、出かける前に、それぞれの公式の案内で最新の情報を必ず確かめてほしい。)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次