MENU

広島から呉へはどう行くのがいい?電車・車・船、3つのルートの使い分け

呉は広島市から近い。近いのだが、行き方が3通りあるせいで、初めて訪れる人ほど迷いやすい。JR、車、そして船。それぞれ向いている場面が違うので、この記事では公開されている情報をもとに、3つのルートの選び分けを整理しておく。

目次

ルート1:JR呉線——いちばん確実で、いちばん気楽

まず基本になるのがJR呉線だ。広島駅から呉駅まで、快速「安芸路ライナー」ならおおむね30分台で着く。各駅停車だともう少しかかる。

このルートの強みは3つある。ひとつは、駅を降りてすぐが観光の中心だということ。呉駅から大和ミュージアムやてつのくじら館までは歩いていける距離で、乗り換えも駐車場探しもいらない。ふたつめは、渋滞に左右されないこと。三つめは、車を運転しないので、呉で牡蠣に日本酒を合わせるといった選択ができることだ。

車窓もこのルートの魅力になっている。呉線は途中で海沿いを走る区間があり、瀬戸内海と島影を眺めながら移動できる。移動そのものが観光の一部になるので、時間に余裕があるなら往路か復路のどちらかは電車にしておくと満足度が上がる。

本数や所要時間はダイヤ改正で変わるため、計画を立てるときは最新の時刻表を確認してほしい。

ルート2:車(広島呉道路・クレアライン)——郊外まで回るなら

車で行く場合の主役は、広島呉道路——通称クレアラインだ。広島市内から呉方面へ抜ける自動車専用道路で、有料区間がある。

車を選ぶ意味があるのは、呉の中心部だけで終わらない日程のときだ。音戸大橋、灰ヶ峰の展望台、とびしま海道の島々、蒲刈方面。このあたりは公共交通だけで回ろうとすると、本数の制約でかなり難しくなる。逆にいえば、大和ミュージアム周辺で完結する日程なら、車のメリットは駐車場の手間に食われてしまう。

中心部で車を使う場合は、大和ミュージアムに隣接する来館者用の駐車場が定番になる。ただし休日は混みやすい。到着時刻が読める行程なら、朝早めに入って車を置き、あとは徒歩で回るのが結局いちばん早い。

ルート3:船——移動を「観光」にしてしまう

意外と知られていないのが、船で行くルートだ。広島港(宇品)から呉の中央桟橋へ、海の上を渡っていく航路がある。

正直なところ、所要時間や運賃だけで比べるとJRのほうが手堅い。それでも船を選ぶ価値があるのは、この航路そのものが観光として面白いからだ。広島湾を横切りながら、島や造船所、停泊している船を海側の視点から眺めることになる。陸から見る呉と、海から近づいていく呉は、まったく別の街のように見える。

呉は海軍とともに育った街だ。その街へ海から入っていくというのは、体験としてかなり筋が通っている。往路をJR、復路を船(またはその逆)にすると、同じ区間を二度移動しているのに退屈しない。

便数や運航ダイヤ、運航状況は季節や天候によって変わるため、船を組み込む場合は必ず事前に運航会社の情報を確認しておきたい。

目的別の選び方

整理すると、こうなる。

大和ミュージアムとてつのくじら館を中心に半日〜一日で回るなら、JRでいい。運転の負担がなく、到着後すぐに歩き出せる。呉の飲食店で酒を含めて楽しみたい場合も、迷わずJRだ。

音戸や灰ヶ峰、とびしま海道まで足を伸ばすなら車。これらは車でないと現実的に回りきれない。

そして、移動時間そのものを楽しみたい、あるいは同じ道を往復したくないなら、片道に船を組み込む。これがいちばん記憶に残る組み立てになる。

呉に着いてからの移動について

呉駅を起点にすると、市街地の主な観光施設は徒歩圏に収まっている。大和ミュージアム、てつのくじら館、アーケードの商店街、れんが通り。このあたりは歩いてつなげられる。

一方、アレイからすこじまや灰ヶ峰、音戸方面は市街地から離れる。バスやタクシーを使うか、車で回るかの判断が必要になる。日程を組むときは「駅から歩ける範囲」と「そうでない範囲」を最初に線引きしておくと、無理のない計画になる。

まとめ

広島から呉へは、JR呉線・車(クレアライン)・船の3ルートがある。中心部だけならJR、郊外まで回るなら車、移動を楽しみたいなら船。この3つを目的で選び分けるのが基本で、往路と復路で手段を変えるとさらに面白くなる。所要時間や便数は変わるものなので、当日の時刻表だけは必ず確認してから出発してほしい。

(本記事は一般に公開されている情報をもとに構成しています。ダイヤ・所要時間・料金・運航状況などは変更される場合があるため、おでかけの前に各交通事業者の公式情報で最新の内容をご確認ください。)

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次