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音戸の瀬戸の牡蠣とは?呉市No.1産地、20軒超の養殖業者が育てる理由

広島の牡蠣といえば全国的に知られたブランドだが、その広島県の中でも呉市は殻付き・むき身ともに国内屈指の生産量を誇る産地だ。そして呉市の中で最大の生産地とされているのが、音戸の瀬戸で知られる音戸町。旬の時期はあるものの、この記事では季節を問わず知っておきたい音戸の牡蠣の基本情報を、公開情報をもとに整理する。

目次

なぜ音戸で牡蠣が育つのか

呉市の海岸線は約300キロメートルにおよび、瀬戸内海の自治体の中でも最も長いとされる。複雑に入り組んだ地形と、山から流れ込む多くの河川が豊富な栄養分を海に注ぎ込むことで、味の濃い良質な牡蠣が育つ環境ができている。音戸町の海域は、島に囲まれて波が穏やかでありながら、適度な潮の流れがある点も特徴で、豊富なプランクトン・美しい海水・程よい潮流という、牡蠣の養殖に適した条件が重なっている。

20軒を超える養殖業者がひしめく激戦区

音戸町では、20を超える牡蠣養殖業者が競い合いながら生産を続けている。マルユウ水産、マルマサ水産、丸平水産、丸十水産、佐伯水産、川平カキ養殖場など、それぞれの業者が独自のこだわりを持って牡蠣を育てており、同じ音戸産でも育て方によって味わいに個性が出る。狭いエリアにこれだけの生産者が集まっていること自体が、音戸が牡蠣どころとして選ばれ続けてきた証といえる。

毎年2月頃に開かれる「牡蠣まつり」

音戸町では、毎年2月頃に町内3か所で「牡蠣まつり」が開催される。地域をあげてのイベントになっており、牡蠣の水揚げが盛んなシーズンに合わせて開催されるのが特徴だ。旬の時期に現地を訪れる予定があるなら、開催情報をあらかじめ確認しておくと、より濃厚な牡蠣を味わえるタイミングに巡り合いやすい。

食べられる場所・買える場所

音戸の牡蠣は、寿司店やピッツェリア、居酒屋、カフェなど、ジャンルの異なる複数の飲食店で提供されている。これらの店は呉市中通や東中央地区に集中している傾向があり、大和ミュージアム周辺から足を延ばしやすい立地でもある。現地で食べる以外に、各養殖業者が直接運営する通販サイトから取り寄せることもでき、呉に行けないタイミングでも味を確かめる手段が用意されている。

「音戸の瀬戸」という地名の由来もあわせて

音戸の瀬戸は、本州(呉市)と倉橋島の間にある狭い海峡で、平清盛が一日で切り開いたという「日招き伝説」で知られる景勝地でもある。牡蠣の名産地としての顔と、歴史伝説の舞台としての顔をあわせ持つエリアで、音戸大橋・第二音戸大橋からの眺めも見どころのひとつとされている。牡蠣を目当てに訪れる場合も、あわせて瀬戸の景観を楽しむ人は多い。

まとめ

音戸の瀬戸の牡蠣は、瀬戸内海屈指の海岸線と20軒を超える養殖業者の競争が育んだ、呉を代表する名物のひとつだ。景勝地としての魅力もあわせ持つエリアなので、グルメ目的だけでなく観光の立ち寄り先としても検討しやすい。旬の時期には牡蠣まつりで盛り上がりを見せる一方、通年でも複数の飲食店・通販で味わえる懐の広さがある。呉のグルメ巡りをするなら、海自カレーやがんすと並ぶ選択肢として、ぜひ候補に入れておきたい。

(本記事はオイスターアイランド音戸公式サイト・音戸の瀬戸観光サイト等の公開情報をもとに構成しています。イベント開催時期・提供店舗は変更される場合があるため、訪問前に最新情報をご確認ください。出典: https://oyster-island-ondo.com/ / https://kiyomori-ondonoseto.com/ondo-kaki/)

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