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呉の老舗和菓子店「蜜屋」とは?蜜饅頭といが餅に見る呉の甘味文化

呉のお土産を探していると、高い確率で名前が挙がるお店がある。呉市中通に本店を構える和菓子店「蜜屋(みつや)」だ。看板商品の「蜜饅頭」に加え、秋になると登場する「いが餅」でも知られている。この記事では、公開されている情報をもとに、蜜屋というお店と、そこに表れている呉の甘味文化を紹介する。

目次

蜜屋ってどんなお店?

蜜屋の本店があるのは、広島県呉市中通3丁目5-10。呉のメインストリートであるアーケード商店街の一角で、大和ミュージアムや呉駅からも歩いて向かえるエリアだ。買い物や食べ歩きのついでに立ち寄りやすい立地にある。

公式サイトで掲げられているのは「良質な素材にこだわり、丹精込めて手作りした蜜屋の和菓子」という一言。定番の和菓子から洋の要素を取り入れた菓子まで幅広く扱っており、呉のお土産売り場でその名前を見かけることも多い。営業時間や定休日は変わることがあるため、訪問前に公式サイトで確認しておくと確実だ。

名物「蜜饅頭」

蜜屋の看板といえば、店名にもなっている「蜜饅頭」。蜜を使った饅頭として紹介されており、公式サイトでも代表商品として最初に案内されている。個包装で持ち帰りやすく、和菓子らしい素直な甘さで世代を選ばないため、職場や親戚へのお土産として選ばれてきた定番だ。

呉のお土産というと海軍・海上自衛隊にちなんだ品が目立つが、蜜饅頭のような和菓子は「街の日常の味」を持ち帰れる選択肢になる。観光色の強い品と、地元で長く親しまれてきた品。この2種類を1つずつ買っておくと、お土産としてのバランスがよくなる。

秋の風物詩「いが餅」

蜜屋を語るうえで欠かせないのが、秋限定の「いが餅」だ。呉の総鎮守・亀山神社の例大祭に合わせて毎年恒例で販売される季節商品で、10月ごろに店頭に並ぶ。呉の秋の風物詩として紹介されることが多い菓子である。

見た目がとにかく特徴的で、餅の表面に色とりどりの米粒がまぶしてある。この見た目が栗のイガのようだから「いが餅」と呼ばれるようになった、という説が広く紹介されている。一方で、地名の「伊賀」に由来するという説もあり、名前の由来は諸説あるというのが実際のところだ。ルーツをたどると平安期にまでさかのぼるという言及もあり、大正時代には既に呉に根付いていたと紹介されている。

つまりいが餅は、単なる季節商品ではなく、祭りと一緒に受け継がれてきた地域の菓子だということ。秋に呉を訪れるなら、この時期にしか出会えない一品として押さえておきたい。

蜜饅頭・いが餅だけじゃないラインナップ

蜜屋の商品はほかにも幅広い。公式サイトで紹介されているものだけでも、レモンを使った「檸檬の花」、「広島まんまるチーズ」、「蜜もみじ」、どら焼きの「みつどら」、ドライフルーツを合わせた「乙女のひととき」、レモン風味の焼き菓子「ひろしまサブレモン」などが並ぶ。

和菓子店でありながら、広島らしいレモンやもみじをモチーフにした菓子が揃っているのが面白いところ。渡す相手の好みが読めないときでも、和菓子・焼き菓子・チーズ系から選べるので手が止まりにくい。

どこで買える?

いちばん確実なのは、呉市中通の本店だ。公式サイトによれば、そのほかに広島市内の店舗として、JR広島駅の商業施設「ekie」内の蜜屋 ekie広島店、そして系列ブランド「旬月神楽」の白島工房と福屋広島駅前店が案内されている。

このほか、第三者の紹介記事では、福屋各店舗や広島三越、広島そごう、広島駅・呉駅のキヨスク、イズミ、生協、藤三といった店でも取り扱いがあると書かれている。ただし取扱店や在庫状況、扱う商品の種類は時期によって変わるため、狙っている商品がある場合は公式サイトの店舗案内を確認するか、直接問い合わせるのが安心だ。とくにいが餅は季節商品なので、時期を外すと出会えない。

お土産として選ばれ続ける理由

蜜屋が呉のお土産の定番として名前が挙がるのには、いくつか理由がある。ひとつは、蜜饅頭という「これ」と言い切れる看板商品があること。もうひとつは、いが餅のように季節と祭りに結びついた商品を持っていること。そして本店が呉のアーケード街という、観光の動線上にあること。

お土産は、渡すときに一言添えられるかどうかで印象が変わる。「呉の老舗の看板菓子で」「秋のお祭りに合わせて作られる菓子で」と説明できる品は、それだけで話が広がる。呉のお菓子土産をもっと広く見比べたい人は、呉のお土産ピックアップ!お菓子編もあわせてどうぞ。

まとめ

蜜屋は、呉市中通に本店を構える和菓子店。看板の蜜饅頭と、秋の亀山神社例大祭に合わせて登場するいが餅という、通年と季節限定の二枚看板を持つお店だ。いが餅の名前の由来には栗のイガ説と地名の伊賀説があり、ルーツは古く、大正時代には既に呉に根付いていたと紹介されている。呉の甘味文化が、祭りと商店街とともに受け継がれてきたことがよくわかる。呉を訪れたら、ぜひ中通のお店をのぞいてみてほしい。

参考にした公開情報

商品の取扱状況・販売店舗・営業時間は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

蜜屋オンラインショップ
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(本記事は初稿・ニタ未確認です)

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